2017年9月4日

超多忙のマグス&バイトしていたロンドンのパブ

マグスの活動をまとめたいと思いながら彼のあまりの多忙ぶりに追いつけず、気になりながら何年も過ぎている状態なのですが、来週土曜日(2017年9月9日)にTBS系列で放送予定の「世界ふしぎ発見」がイギリス湖水地方という予告にマグスがバイトしていたパブが出てきて驚きました。


The Churchill Arms という1750年に建てられた由緒あるパブですが、a-ha結成前、ポールと2人だけでロンドンに出たマグスがバイトをしていた所です。

2009年、Foot of the Mountain をリリースした時のインタビュー番組で本人が話していたのはYouTubeで見ていたのですが、今は音声を消されていました。別の動画は画質が悪いのですが、音声ははっきりしていてちょうどロンドン・ガイドから短く区切られています。

また他にも画質・音声ともにきれいな動画がタイトルを変えてアップされていました。


ポールと2人で住んでいたエリア、立ち寄った中古レコード屋さん、パブもノッティング・ヒル・ゲート駅から歩いて行ける場所にあります。
(一度ノルウェーに戻ってモートンと3人で再度ロンドンに渡り、部屋を移動するたびに1つしかない電球を外しては別の部屋に付けて使っていた極貧時代のエピソードについても話していますが、こちらのフラットはちょっと離れた所にあります)

a-ha The success story というこの番組が公開された頃は普通に活動していたa-haですが、ご存知の通りこの後3人は2010年の解散を発表しました。
最初は誰がどう切り出したのか分かりませんが、Take on Me のヒットから Foot of the Mountain までの活動で完全に1巡したと満足していたモートンは解散派、既に次のアルバムに向けた曲作りが進んでいたポールは反対派でした。a-haでいる限り忙しくてそれだけで限界を超えると思っていたマグスは現代アーティストとしても活躍していたことから解散派で、この時は何も話さなかったのですが、不整脈を抱えていて体が持たないと感じていたのかもしれません。
結局ポールは反対しきれず、2010年12月4日を最終日として解散にはなったのですが、3人それぞれが別の活動に打ち込んだ後、Take on Me のヒットから30年目となる2015年に同じく30周年を迎えたロック・イン・リオへの出演依頼をきっかけに再結成されました。

2010年の解散後に心臓の手術を受けたマグスは休む暇もないほどで、Apparatjikは不定期に続けるし、今年はモートンがメンターの1人として参加しているThe Voiceは番組終了後も発掘した新人歌手を全面的にサポート、映画「イエスタデイ」(原題:BEATLES)のサントラを手がけ(このプロセスには不満があったようですが、映画はとても良かったです)、2016年の Cast in Steel ツアー終了の翌月には2016-2019年の実行委員長に指名されたノルウェー最大の音楽フェス(Bergen International Festival)の開催と同時にApparatjikのパフォーマンスを行い(Afterglowと同じスタジオと組んだパフォーマンス。Afterglowと前日の通常ライブがミックスされた YouTubeチャンネルで360度動かせる動画が少々順不同で公開されていますが、Foot of the Mountain だけが見られない状態です。VR対応アプリは時々フリーズしますが、時間をおいて戻ると見られる時があります。Afterglowの舞台裏の動画は2:50以降で実際のパフォーマンスの一部を見られます。)、芸術関連についてはロック・イン・リオだけでは終わらなかったa-haの活動と並行してオスロ郊外に彫刻公園を完成させ、大きなプロジェクトが終わったかと思うと次に別の作品がギャラリーで公開され、最近はノルウェーのソニア王妃と一緒に活動する機会も増えているようですが、それでいてa-haの活動も途切れることなく続けているという、いくら体が元気でもやり過ぎじゃないかと心配になるほど超多忙です。

ドイツのファンがマグス関連だけをまとめているサイトを続けていて、時々過去の写真からお気に入りをアップしていることもあるのですが、あまりの充実ぶりにとても追いつけるものではありません・・・
マグスのオフィシャルサイトはさり気なく更新されていますが、今はやっぱりSNS(facebooktwitterInstafram)のフォローが一番ですね。以前のようなライブチャットはなかなか難しいと思いますが、いろいろアップしてくれるので楽しいです :)